第1期山里ひとなる塾始動!入塾式&第1回講座1日目 講座報告

 2023年5月27日(土)豊田市旭地区の「みんなの起点をつくりだす」つくラッセル にて、第1期山里ひとなる塾の入塾式を行いました!


 記念すべき第1期生は他県から参加の3名を含む11名。10代~50代までの学生、社会人、なりわいを求めている方など、様々な属性の方が集いました。親子での参加も1組あります。

 入塾式では塾長の戸田友介が「いまの予測不能な世の中で、フレキシブルに状況を引き受け、向き合っていく中での学びは大きい。地域との関係性の中で主体的に関わってもらうことがこの1年のポイントになる」と挨拶。

 前身の #豊森なりわい塾 から山村地域の人材育成に情熱をもって関わっている安田明弘副市長は「豊森の卒塾生は自ら切り拓いて地域に根差し、現場に即してつながりをキーワードに実践的な取り組みをしている人が多数いる。みなさんもより地域にどっぷりと浸かる1年間の山里ひとなる塾を通して、地域の想いを知り、塾生同士・スタッフ含めたつながりを作っていって欲しい」と塾生を激励しました。

 今年度は旭地区押井町、足助地区北小田町、小原地区大平町の3地域にフィールドワークや地域行事に地域仲介人と共に主体的に関わらせていただきます。

 各集落では、集落のみなさんと塾生とをつなぐ「地域仲介人」として、押井町の鈴木辰吉さん鈴木啓佑さん(押井の里/ちんちゃん亭)、北小田町では荒川偉洋子(いよこ)さん(北小田の家)、大平町では鈴木孝典さん(スズキ広務店/三河里旅)にお世話になります。

 さっそく3地域のグループに分かれ、自分史ワークショップを通し、塾生スタッフともども自分を知り、仲間を知る時間を持ちました。

 

 午後からはいよいよ3地域でのフィールドワーク「地元学」です。地域仲介人のみなさんと地元のみなさんのご案内をいただき、地域の観光資源を巡るのではなく、その土地の地形や風土・文化の営みが、景観を創ってきたことを五感で感じる時間となりました。

 

 また、各地域では豊森の卒塾生との再会もあり、地域で学びつながりを作ることがどんな風に活動に活きていったかをお話いただく場面もありました。

写真は北小田町のある新盛自治区で、主に猪・鹿の皮・角・骨の利活用を行う『しし森社中』を主宰する竹尾 博史さんと北小田グループ。

 夜は 旭高原元気村 にてBBQ懇親会&合宿をしました。複数回実施した懇親会付き募集説明会で既に顔を合わせていた塾生同士もありましたが、美味しい日本酒の差入も相まって、すぐにみなさん打ち解け、あったまる時間をすごしました。

最後の写真は北小田のフィールドワークで出逢ったニホンカモシカ。威風堂々、かなりの至近距離で草を食んでいました。

2日目の紹介は、次の投稿で。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA