フクロウの住む豊かな自然が残る押井町。小さな集落には、縄文時代に人が暮らした跡が残されています。紡がれてきた暮らしの営み、守ってきた美しい田畑、伝統芸能やお祭りが今も続いていますが、日本の縮図とも言える暮らしの都市化や高齢化で、地域に暮らす人が減っているのが現状です。人が生きるうえで大切なものや豊かさを次世代へと受け継ごうと、新しい挑戦である「自給家族」の取り組みをスタート。全国からファンを集め、担い手仲間を地域の外にも広げています。
面積 180.0 ha
人口 74 人
世帯数 27 世帯
■地域仲介人 鈴木辰吉さん(左)
来る年も同じように季節が巡る単調な暮らしにこそ幸せが見いだせるのだと思います。押井の里は、そんな当たり前のことを気づかせてくれるでしょう。
■地域仲介人 鈴木啓佑さん(右)
若い頃は都会に憧れて住んでいた時期もあったけど、いつしか本当の豊かさはふるさとにあったんだと気づいたよ。課題山積!でもそこがまた面白い!一緒に田舎の暮らしを楽しもう!
■町内会長 松井文信さん
押井町民は、思いやりと絆を大切にしながら暮らしています。高齢化と人口減少の町ですが、町民・自給家族・森林ボランティア等力を合わせ生まれ育った町を荒廃させないよう汗を流しています。
一緒に汗を流し、町民の思いを感じてもらえれば幸いです。
地域の主な年間行事
6月第3日 | 環境美化、お施餓鬼法要 |
7月22日 | 地域の森・健康診断 |
8月第2土 | 天王祭(てんのうさい)&サマーフェスタ |
9月第1日 | 防災訓練、風神社祭礼(かぜじんじゃさいれい) |
10月 | 押井神明神社例大祭、棒の手奉納 |
11月最終土 | 普賢院美化作業ともみじまつり |
12月31日 | 普賢院除夜の鐘 |
1月 | 元旦祭、フクロウの巣箱づくり |
2月 | ミツバチの巣箱づくり |
3月第2日 | 稲荷社例祭 |