2023年11月11日(土)第4回講座「お金との向き合い方」

講師の伊藤洋志さん
講師の伊藤洋志さん

第4回講座は『ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方』や『イドコロをつくる: 乱世で正気を失わないための暮らし方』などのご著書でお馴染みの 伊藤洋志 さんを講師に、「お金との向き合い方」と題し、レクチャーとワークショップを実施しました。

伊藤さんのご経歴は是非、↑お名前をクリックしてご覧いただきたいのですが、京都大学大学院農学研究科をご卒業後、ベンチャー企業立ち上げに参加、農文協などのフリー記者を経て、頭と体が鍛えられてやればやるほど仲間が育つ仕事を「ナリワイ」と定義し、生活から生み出すナリワイの研究開発と副業生活の実践に取り組まれている方です。「モンゴル武者修行ツアー」や「床張りワークショップ」などでピンとくる方もいらっしゃるかも。

 

会場はつくラッセルの校長室です。
会場はつくラッセルの校長室です。
伊藤さんの説明は話し言葉でわかりやすい!
伊藤さんの説明は話し言葉でわかりやすい!
スタートアップで資金を集めて飛行機を買ってパラシュートで頂上へ。。。よりも、歩いて登れるくらいの裾野の方が、ビジネスチャンスは広いのかも!
スタートアップで資金を集めて飛行機を買ってパラシュートで頂上へ。。。よりも、歩いて登れるくらいの裾野の方が、ビジネスチャンスは広いのかも!
ニュースにならないが大事なことを実地で
伊藤先生サムネイル

「楽して稼げる」という広告やミスリードが蔓延している今の世の中で、情報があふれてはいるものの就活マーケットでは理想の職業はみつからない。あったとしても、狭き門を争うことになったり、理想の仕事を追求すると、ひとつでは充分な収入になりずらかったりする。

 
そこで伊藤さんは仕事の自給やイドコロの自給を実践されています。かつて「農(育てる)/手工芸(つくる)/行商(売る)/何でも屋(代行)」のいずれかで生計を立てたのを、現代的にどう応用していくか。
 
複業(≠副業)で忙しすぎる生活をするのは本末転倒。「自分に必要なものをつくり、値段を決めて、他社へ提供する」ような、より自分の生活に連動したナリワイを生み出す。
 
それは都市でも田舎でもどこででもできて、自分の生活の課題(≒支出)を片っ端からナリワイにしていくという作戦。。。その実践の過程を、実に生き生きと、面白がっている伊藤さんの話に、塾生はどんどん惹き込まれました。
 
聴講する塾生

日経新聞に載るような仕事にはコネや業界的なしがらみ・資金調達の課題や拡大圧力があったりするが、それらを回避して年間50~100万円のナリワイを6,7個持ってみる。分野も分散性を確保し、ナリワイが湧き上がってくるような人間関係を紡げるイドコロを充実させる。

 
塾生の中にはまさに就活中、まさに起業準備中の人もいて、今回のレクチャーはかなり参考にしていただけたのではないでしょうか。
 
自己紹介のアイスブレイクから始まり、伊藤先生の力みのないレクチャーに、リラックスして聴講した塾生たちからの質問はとどまることを知らず、お昼ご飯休憩も質疑応答タイムとなりました。
ゲルを建てる過程

午後からはこちら!

モンゴルの伝統的な住居=ゲルを建てようワークショップです!パオとゲルって何が違うの?という問いに、「ゲルはモンゴル語、パオは中国語で、同じものをさしています」とのこと。ゲルは4人いれば建てられるそうで、今回は体育館内に建ててみます。

 

1.5×1㎡足らずの大きな布袋2個に収められた部材で組み立てていきます。
1.5×1㎡足らずの大きな布袋2個に収められた部材で組み立てていきます。
こちらは車輪?いえいえ、天窓になる部分です。
こちらは車輪?いえいえ、天窓になる部分です。
アコーディオン状の壁の骨組みを2段重ねていきます。
アコーディオン状の壁の骨組みを2段重ねていきます。
先ほどの天窓に支柱を刺し、支柱に通してある紐を壁の骨組みにひっかけ張力を使い、絶妙なバランスで天窓を持ち上げます。
先ほどの天窓に支柱を刺し、支柱に通してある紐を壁の骨組みにひっかけ張力を使い、絶妙なバランスで天窓を持ち上げます。
何度も支柱がバラバラと落ちてはリトライし、漸く組みあがったゲルの骨格。入り口は常に南向き。
何度も支柱がバラバラと落ちてはリトライし、漸く組みあがったゲルの骨格。入り口は常に南向き。
骨組みにテントを被せます。慎重に慎重に。
骨組みにテントを被せます。慎重に慎重に。
最後にテントの上からベルトを3本巻き付けて、完成!約1時間20分ほどかけての共同作業、頑張りました!!
最後にテントの上からベルトを3本巻き付けて、完成!約1時間20分ほどかけての共同作業、頑張りました!!
中は外見から見るよりずっと広く感じました。15人ほど入ってもまだまだ余裕です。この親密度が居心地がよく、ゲル内でも質疑応答が止まりませんでした。
中は外見から見るよりずっと広く感じました。15人ほど入ってもまだまだ余裕です。この親密度が居心地がよく、ゲル内でも質疑応答が止まりませんでした。
午後の

充分に場が温まったところで、3グループに分かれてナリワイを考えてみるワークショップです。

「余計な支出」「余っているもの」「提供できる能力・人脈」などを付箋に書いて出し合い、その組み合わせから可能性を探ってみました。

 

伊藤さんからもアドバイスが次々いただけて、余っている「一升瓶」と収穫されない「渋柿」に、塾生同士の「つながり」が加わり、来年は柿渋づくりのワークショップが実現しそうです!
伊藤さんからもアドバイスが次々いただけて、余っている「一升瓶」と収穫されない「渋柿」に、塾生同士の「つながり」が加わり、来年は柿渋づくりのワークショップが実現しそうです!
発表
他にもアイディアが様々に生まれ、今後の展開が楽しみに!
他にもアイディアが様々に生まれ、今後の展開が楽しみに!
発表2

講座のあとは戸田塾長の手料理で懇親会です。香嵐渓渋滞を心配しつつも伊藤さんもご参加くださり、ここでも質問は止まらず、ご著書の販売も冊数が足らなくなるほどでした。

戸田塾長お手製の晩御飯は、バリそばにキノコ汁にお漬物~♪
戸田塾長お手製の晩御飯は、バリそばにキノコ汁にお漬物~♪
戸田家で収穫のサツマイモの天ぷらに、絶品鶏のから揚げ~♪ご馳走様でした!
戸田家で収穫のサツマイモの天ぷらに、絶品鶏のから揚げ~♪ご馳走様でした!
ナリワイをつくる伊藤さん

伊藤さん、貴重なお話をありがとうございました!またお目にかかれるのを、とても楽しみにしています!

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