第4期山里ひとなる塾始動!第1回講座「自分を知る・地域を知る」1日目講座報告

2026年5月23日(土) 第4期山里ひとなる塾は23名の塾生を迎え、開講しました!
戸田塾長は
「今期は20代が7名はじめ、60代まで幅広い年代の塾生が集った。いまは何でも検索すればすぐに答えが見つかる時代だが、山里ひとなる塾は真逆で、じっくり身体を使い、速度を落としながら学んでいく、そんな時間の使い方をしていければと思う。これからお世話になる地域も、ゆっくりとした時間の中で守り育まれてきた地域。その時間や雰囲気を感じながら一年、学んでいただきたい。」
と挨拶。
山里ひとなる塾実行委員会より豊田市 地域活躍部 総合山村担当の古澤彰朗 専門監からは、ご自身のコロナ禍における保健部や森林課でのご経験から
「今期の塾生は市内から9名、市外からは14名(うち2名は県外)の塾生を迎えた。みなさんは様々な自己実現の可能性を豊田の山村地域に感じて入られたと思う。
パンデミックはヒトが都会に集中して経済性・効率性・合理性を追求しすぎた結果ではないか。行動制限を経験後、田園回帰が起きるのは当然の動きだ。塾では人に触れ自然に触れ、五感をフルに使う体験で、価値観が豊かに多様化するだろう。是非、地域に積極的に関わってほしい」
と入塾生へエールを送りました。
この後、戸田塾長から塾の年間スケジュールと第1回講座についてのガイダンスがあり、塾生・参加された地域仲介人のみなさん・スタッフ交えての自己紹介タイムがありました。
塾長から「自分の好きなもの」というお題もあったこともあり、年代も出身地も違う皆さんが集った中で、数十秒の自己紹介から共通点がいくつも見いだせたのは興味深いものでした。
続いて、豊田市総合山村室の深谷康史主幹より、レクチャー「豊田市の現状」がありました。
2000年の東海豪雨を経験したことが契機になり、矢作川流域で広域合併をし、愛知県No1の面積になった豊田市。トヨタ自動車㈱のおひざ元で発展する一方で、市域の7割を占める山村地域では少子高齢化と過疎の課題を抱えていること。第4期でお世話になる5つの地域(旭地区東萩平町、足助地区上八木町、稲武地区中当町、小原地区市場町、下山地区阿蔵町)の特徴。豊田市の山村地域での取り組みなどを学びました。
午前中最後のプログラム=戸田塾長のレクチャー「塾長自分史」では、自身も2010年に旭地区余平町へ移住し地域とのつながりを経験して感じていること、2018年からスタートした廃校を利用した複合施設「つくラッセル」の役割、地域のニーズから担っていったなりわいの数々、お金に人生を委ねることに不安を感じている仲間たちとの協働などなどを、失敗も成功も含めて赤裸々に共有されました。
午後はスタッフでアーティストの田中敦子によるアートワークからスタート!
毎回座学のタイミングで設けているアートワークは、言葉になる前の感覚をすくい上げ、他者との対話を通して自分を見つめ直す時間です。
そのときの自分が感じていることを、色や形として紙の上に置いてみる。
それを他者と共有することで、自分では気づかなかった視点に触れ、少しずつ、自分という流れが見えてくる—。
午前の戸田塾長の自分史からの流れで「自分史ワークショップ」を実施しました。
「自分史曼荼羅チャート」をそれぞれの人生ステージで年代を区切り印象に残っているエピソードを書き込む。自分自身の来し方行く末を見つめる時間です。
限りのある時間の中で、厚みあるご自身の人生を振り返り切ることは到底できませんが、それでも、じっくり自分の人生に向き合う機会はなかなか無いものです。
今日一日の講座の感想共有では、塾生から
「アートワークや自分史ワークを通して、”みんなちがってみんないい”を実感した」
「普段は自分の話をするのは苦手だが、ワークで思い切って自分をさらけ出すことで、次に進みやすくなった気がする」
「人との距離感を図るのが苦手な方だが、今日はみなさんと話しをするのが心地よかった」
「自分で自分を知ることは難しいが、みなさんとの関りで自分を知れるんだなと感じた」
など感想が聞かれました。
戸田塾長は講座1日目の締めくくりに、
「初対面の皆さんがお互いを知っていく。塾のこの時間と空間の在り方が好きで楽しくてやっている。みなさん話したりない気持ちでいっぱいなのは、このあとの懇親会や合宿で存分に語り合ってください」
と話しました。
懇親会はつくラッセルの屋外でBBQです☆
戸田塾長が育てた豊田のお米=ミネアサヒの炊きたてご飯と共に、みんなでドラム缶グリルを囲みました。
この後は、旭高原元気村のファミリーロッヂで合宿。
「お互いを知る」1日目の夜はどっぷりと更けていくのでした。
明日はいよいよ1年お世話になる地域へ向かいます!


